「それ、ヘナじゃないかも?」“本物のヘナ”を見極めるには

  • 自然派やオーガニックが好き
  • 白髪染めの負担を減らしたい
  • 妊娠・出産を機にナチュラルなケアに移行したい

そういったお客様が「ヘナ気になります」と来店された時、あなたは自信をもって説明・提案ができますか?
実は、お客様自身も、本物のヘナと“なんちゃってヘナ”の違いを分かっていないことがほとんどです。
また、美容師側も、知らずに“ケミカル入り”や“インディゴ入り”の製品を「ヘナです」と扱ってしまっているケースも、意外と多いです。

目次

ありがちな美容師の勘違い

オーガニック=化学染料無添加ではありません。
植物由来100%でも、ヘナの葉以外の部分や砂などが混ざっていたり、劣化したヘナが入っていることもあります。
また、染料やインディゴが混ざっている場合もあります。

その茶色、インディゴまたは化学染料(ジアミンなど)がブレンドされている可能性が高いです。
本来の天然100%ヘナは、白髪がオレンジ色に染まります。

実は“インディゴ入りヘナ”を長年使っていた方の場合、ブリーチや明るいカラーが難しくなることも。
見極めずに施術するとトラブルの元になりかねません。

美容師が押さえるべきヘナの基本知識

  1. ヘナ100%=オレンジにしか染まらない
    白髪はオレンジ、黒髪は、光に当たるとほのかに茶色味を感じます。
    「一度で茶色に染まる」は、インディゴ or 染料入りです。
  2. インディゴは別物。扱いも注意が必要
    インディゴは植物染料として使用されることが多く、本来二度染めに使用しますが、アレルギー反応が出る方も稀にいらっしゃいます。
    長期的に使用していると、例えブリーチを使用したとしても明るくするのが難しく、ブリーチしづらいこと、インディゴアレルギーを発症するデメリットを考慮して使用することが重要となります。
  3. 本物のヘナは「時間がかかる」が前提
    発色に時間がかかり、染め上がりも個人差あり。
    でも、それこそが“髪と頭皮に負担がない証拠”でもあります。

見極め力が、
これからの美容師の信頼になる

ヘナは「なんとなく自然派で優しい」ではなく、知識と経験がないと扱えない薬草染料です。
逆に言えば、しっかりと学んで正しく見極めることができれば…

  • お客様の「肌に優しいものを使いたい」
  • 「白髪を染めながら髪質改善したい」
  • 「美容室のケミカル臭が苦手」

…といったニーズに、自信を持って提案・対応できる美容師になれるということです。

まとめ:今後、求められる美容師像とは?

ヘアカラーの知識だけでは、これからのお客様には応えきれない時代がやってきてます。
ヘナの見極めができる=薬草や自然療法に理解がある、一歩先の美容師。

さらにインナービューティーや、健康・ライフスタイルにも視野を広げれば、ただの「髪を染める人」ではなく、“生き方を整えるパートナー”としての存在感が生まれます。

今からでも遅くありません。
「本物のヘナ」の知識をつけてみませんか?

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