
新年あけましておめでとうございます。
昨年も、ヘナを通してたくさんの美容師さんとのご縁をいただき、心より感謝しております。
年の始まりは、
「どんな一年にしたいか」
「どんな美容師でありたいか」
を改めて見つめ直す、とても大切なタイミングです。
今年は特に、ヘナを取り扱う美容師さんにこそ、薬膳という視点を持ってほしい
そんな想いを強く感じています。
ヘナは、ただ髪を染めるためのものではありません。
- 頭皮環境を整える
- 血行を促す
- 自律神経に影響を与える
- 心を落ち着かせリラックスさせる
ヘナは、頭皮環境を整え、髪の質感ツヤ、ハリ・コシを引き出すことができるとても優れた植物です。
実際に、頭皮が荒れていたお客様の頭皮状態が落ち着いたり、トップにボリュームがなかったお客様の髪に自然な厚みやまとまりが出てくるなど、外側からの変化を感じられる方も多くいらっしゃいます。
ただ、そのヘナの良さや効果をより深く、長く感じていくためには、内側の状態も大切だと考えています。
なぜなら、髪の毛は体内でつくられ、血や栄養によって育てられているものだからです。
体の巡りが滞っていたり、冷えや疲れが積み重なっている状態では、せっかく頭皮を整えても、髪に必要な栄養が十分に届きにくくなってしまいます。
そこで役立つのが、薬膳の考え方です。
薬膳は、特別なことをするためのものではなく、日々の食事を通して体の巡りやバランスを整えていく知恵。
内側が整い、血液や栄養がスムーズに巡るようになることで、ヘナによる頭皮改善や髪質の変化をより感じやすく、安定したものへと導いてくれます。
”ヘナで外側を整え、薬膳で内側を養う”
この両方がそろってこそ、無理なく、自然に、健やかな美髪へとつながっていくのだと感じています。
髪の毛はもともと、体内の状態を映し出す一部分でもあります。
冷えや疲れ、巡りの滞りがあれば、血や栄養が毛先まで届きにくくなり、ハリやコシ、ツヤが失われやすくなる。

髪の悩みの多くは、体の内側とつながっている
白髪、抜け毛、細毛、ハリコシの低下など。
これらの多くは、
- 冷え
- 血の不足
- 慢性的な疲労
- ホルモンバランスの乱れ
といった、内側の状態と深く関わっています。
ここで
「ヘナはいいですよ」だけを伝えるのではなく、
「今の体の状態はどうですか?」
「冷えやすくないですか?」
「食事はしっかりとれていますか?」
と、一歩踏み込んだ視点を持てるかどうかで、美容師としての在り方は大きく変わります。
だから、薬膳の知識が活きてくる
薬膳は、特別な料理や難しい理論ではありません。
- 季節に合った食べ方
- 冷やさない工夫
- 体質に合わせた食材の選び方
こうした「日常の養生の知恵」です。
ヘナで外側から整えながら、薬膳の視点で内側を整えるアドバイスができると、
- お客様の理解が深まる
- 信頼関係が強くなる
- 施術の“結果”にもつながりやすい
美容師という仕事が、より本質的なケアへと進化していきます。
美容師が“食”を知ることは、越境ではない
美容師が“食”を知ることは、越境ではない
「美容師が食の話?」
そう思われる方もいるかもしれません。
でも、ヘナを扱うということ自体が、すでに“身体と向き合う美容”を選んでいるということ。
髪・頭皮・身体・心は、切り離せるものではありません。
今年も、学びとご縁を大切に
今年も、ヘナのこと、植物のこと、身体のこと、
そして、日々の養生について。
ひとつひとつ丁寧に向き合いながら、必要としている美容師さんに、必要な視点を届けていきたいと思っています。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
