日本では昔から藍染めが特に好まれて来ました

天然染料のインディゴには、虫除けや蛇除けに効果的といわれる「ピレスロイド」という成分が含まれています!

藍染の風呂敷に包めば、虫に食われない。    藍染の足袋を履けば、水虫にならない。    など、その効果は想像以上です!       また、藍染には保温効果もあり、藍染の下着や服を着ると、冷え性や肌荒れにも良いそうです。 他にも殺菌効果で化膿しづらくなり、止血効果もあるのだそう

ほんとに『藍』=『インディゴ』の効果、効能はすごいですね

日本ではタデ科の「蓼藍」、インドの「インドアイ」(マメ科/木藍-もくらん-)」、琉球では在来の「琉球藍」(キツネノマゴ科)、ヨーロッパ「ウォード」(アブラナ科)、北海道「タイセイ(エゾアイ)」(アブラナ科)などなど。

同じインディゴ成分を含む藍染めといっても、使っている植物が異なるために色合いが違っています

生葉染めでは、絹やウールなど動物性の繊維は染まりますが、木綿や麻など植物性の繊維には染まらないんです

木綿や麻などの植物性の繊維にそめるには、藍の葉を乾燥させてから水を加え、腐葉土を作るような形で発酵させ、微生物の働きで生地を染めます

髪に染めるインディゴは生葉です。          髪は動物性のタンパク質なので生葉で染まるのです

そこで実験してみました。綿100%のタオルを30分ソフトブラックに浸して、洗濯をしました

ほとんど綺麗に落ちました

もし、お客様のお洋服にインディゴがついてしまった場合、綿や麻ならすぐに洗えば、染まる事なくほとんど綺麗に落ちてしまいます

絹やウールには染まってしまいますのでご注意ください!